呉服屋さんで着物を反物から作ったことはありますか。反物から作ると、少しだけ反物の端の布が残ってしまい、着物が出来上がった時に残布として添えられていることがあります。自分が気に入って買った着物ですし、着物に使われている品質のいい正絹などの布ですので、捨てるにはあまりに惜しいです。でもどうやって使ったらいいかわからず、タンスに仕舞っているままではありませんか。

私はある日思い立ち、残布を利用して簡単にハンドメイドできるものを作り始めました。そのいくつかをご紹介します。

つまみ細工

つまみ細工をご存じですか。京都の舞妓さんたちが付けているような、多くは和柄やちりめんなどの生地を使って作るお花などの飾りです。小さい布を折ってボンドで止めたものをいくつも作り、円形状などにお花を形取り、ボンドで止めるだけです。簡単なものだと5つ小さい布をボンドで止めたものだけでお花を形作ることができます。そうやって作った小さいお花はピンやピアス、イヤリングや帯留めなどの金具をボンドなどで接着すると使えます。そういったハンドメイドのアクセサリーと一緒に、同じ柄の着物を着ると統一感がばっちり決まります。着物の生地ですので、もちろん他の着物とも一緒に使うことも出来ます。

ハンドメイドの布ボタン

最近金属やプラスチック製のボタンの製作パーツがハンドメイドのパーツショップ、100円ショップなどで売っています。好きな布生地をそのパーツに挟むだけでボタンができてしまいます。普通のボタンとして使ってもいいですし、ピンに通して髪留め用ピンとしてもかわいいです。また、いくつか作って白い普通のTシャツに縫い付けてデザインしてもいいですね。

眼鏡拭き

残布をピンキングばさみというギザギザに切ることができるはさみで眼鏡ケースの二倍程度の大きさに切るだけです。特に正絹の着物の残布が良いでしょう。正絹は繊維が極細でしかもやわらかいので眼鏡を傷つけることなく、とってもきれいにしてくれますよ。さらに古く汚れてしまったら、そのままお掃除クロスとしても重宝しそうです。

洗顔クロス

眼鏡拭きと同様にピンキングばさみで好きな大きさに切るだけです。そこに洗顔料を付けて優しく顔を撫で洗顔します。やっぱりおススメは正絹の着物の残布です。蚕が作った絹の繭がそのまま洗顔用に販売されているのを見たことはありませんか。繭が美容に良いように、絹は肌に優しく、極細繊維が汚れをかき取ってくれます。

最後に

簡単なものをいくつか紹介させていただきましたが、興味があったものはありましたか。